次なるカリキュラム

結局、ソビエトから帰ってきてから継続するために考えた学習の内容は次のような感じでした。結果的にはこれをさらに3年くらい続けることになります。

Listening
  • 映画は一回字幕で見た後、気に入った映画はもう一回字幕を隠して見る。ストーリーは頭に入っているのでリスニングに集中できます。気になる単語は英英辞書で後で調べる。おかげで映画好きにいっそう拍車がかかりましたけど。
  • テレビは副音声に固定。したがって2ヶ国語の映画・ニュースはすべて英語で流れてくるのを見て理解するようにする。
  • アルクの1000時間ヒアリングマラソン。特にインタビューの部分です。いろいろな国の人のしゃべる英語がちりばめられており、最初は結構骨が折れました - ちなみに2003年2月から新・1000時間ヒアリングマラソンとなってメニューなどを刷新するそうです。ちょっと見てみましたが、シャドウイングなどのトレーニングも折り込まれており進化しているようですね。いずれにしても気合いを入れてやる気のある人にはLong termで役に立ついいコースです。
  • 会社とかに転がっていた英字新聞は拾ってきて読む。
Reading
  • 気に入った映画はそのストーリーを書き下ろしたペーパーバックを読む。原作本があればそっちを優先。ストーリーを知っているのでかなり速く読めます。面倒くさいのでよっぽど何回もでてくる単語以外は辞書を引かない。引いても英英辞典のみ。
  • それとは別に、気に入った作家のペーパーバックを読む。
  • 使うコンピューターはマック。当時のマックは日本語が弱く、また優れたソフトはほとんどアメリカからでしたので、使いたければ英語のマニュアル本をいやでも読まなければなりません。自ら必要に迫られるように持っていったひとつの例でした。
Speaking
  • 会社で継続して行われていた英会話教室には参加を続ける。海外派遣から帰ってきたらとたんに参加しなくなる人が多くいましたが、当時の私から見ればもったいない限りでした。ただでしたからね。速聴で効いている題材に比べ先生の話すスピードはスローでしたのでリスニングに関しては精聴を意識して聞く。
  • スピーキングのためにもアルクのヒヤリングマラソンを利用。トピックを選んで、ついて真似するパターンです(シャドウイング)。
Writing
  • 必要な書き物(日常のメモなど)はすべて英文で書く、ように努力する。これは今でこそあたりまえのようにやっていますが、当時は相当厄介でした。
なんかよく見るとこれでも結構ストイックですね。そして今見るとやはりライティングにかける比重が弱いように見えます。これはあとで私に跳ね返ってくるのですが。そのあたりは次回の「大きな転機」から。